【HSCの子ども】親がHSPだからこそ子どもにしてあげられること【親がHSPの場合】

HSCの子どもに、HSPの親がしてあげられることはなんだろうか。
どうしたら子どもは楽に過ごせるのか?どうしたらつらい時に救ってあげられるだろうか。

今回は親がHSPだからこそ、HSCの子にしてあげられることを書きます。
今回HSCとわかりやすく書いていますが、HSCに近い子、繊細敏感な子どもにも当てはまります。
HSCじゃないと実践してはいけないことはありません。

親がHSPだからこそのメリットがある

HSCの子どもにはどうしたらいいかというとHSPの私の考えですが、
共感してもらえること、わかってもらえることが一番楽になれます。

親がHSPである場合は、HSCが何がつらいかをすでにわかっている状態です。
HSCの子にできることと言ったら、

【共感と理解】です。
これは親がHSPの場合でのみ可能なことです。
HSPではない親は理解や共感はしてあげられることはできません。
それは低身長の人の苦労を長身の人がどれだけ理解しようとしても長身だから共感できないのと同じです。
理解できない共感できないのは仕方がないことです。
でも理解や共感ができるのは、HSPだからこそできること。

【してもらって、言われて嬉しかったことをしてあげること】
【されたら苦しかったことをしないこと】をHSPはわかっています。
HSCも敏感であり、繊細であるのはHSPの人と同じです。

HSPの人は大まかにいうと、
・大きな音が苦手
・びっくりしやすい
・少しのあかりでさえ気になり眠れない
・ロングスリーパー
・人混みが苦手で人混みに入ると以上に疲れる
・外に出ただけで疲れやすい(車の音、太陽の眩しさ、音)
・人の感情や機嫌に気づきやすい
・ついつい人の感情を読み取ろうとする(無意識に)
・空気をすごく読む
・集団が苦手

簡単に書くとこんな感じで、
私もですがすぐ疲れます。
HSPというのは脳の動きが段違いです。
人一倍脳を使います。だからこそ、疲れやすいのです。

疲れやすいということ、これが苦手であること、を理解してあげられるのはHSPの親だけだと思います。
だからこそ、子どもがHSCではなくても繊細さんな場合、一番に味方になれるし、一番理解してあげられる立場だと思います。

大好きな家族にだけわかってもらえたら

HSPやHSCにとって【わかってもらえること】が本当に嬉しいことです。
他人や友達になら「わかってもらおう」とは別に思いません。
むしろそれを知ってほしくないです。腫れ物扱いも嫌です。
でも親や大事な人にはわかってほしい。一番わかってほしい。

他人や友達に理解して!というのは難しい話で、HSPというのは他人や友達にHSPであることをあまり言いたがらない傾向があります。
腫れ物扱いや特別扱いされること、面倒な人と思われることが怖いからです。

私もそうで、家族以外にHSPだと言いません。
でも気づく人は「HSPだね?」と聞いてくる人もいます。

ただ、わざわざ「私ってHSPなんです」とあまり言わないので他人や友達といると人一倍疲れてしまうんですよね…
もっっっっっっっっっのすごい気を使うのです。無意識に、知らない間に、気を使いたくなくても。

その人が悪いのではなく、無意識に顔色を見て、声色に気づいて、空気を変えようと話題変えたり。
本当に無意識にそれをやっているのです。だから人一倍疲れてしまうのです。

だからこそ、家族や大事な人にだけはわかってほしいです。
それって子どもも同じだと思います。
前回の記事で書いていますが、私は母に理解して欲しかったけど無理でした。

だからこそ、私は私の子を理解したいと思っています。