ダニアレルギー・ハウスダストアレルギーのお子さんに向けた記事です。
今回は冬に動き回ってお布団を着ない子どもに何を着せたらいいか?
スリーパー(着る毛布)もアレルギーを起こす原因になるため、素材選びなども慎重にしないといけません。
これまで我が子が大丈夫だったスリーパーやアレルギーを起こしてしまったスリーパーを紹介したいと思います。
ぜひアレルギーを持つお子さんの参考にして見てくださいね。
今回は暖房をつけずに眠る方向けです。
(暖房もね、アレルギーだとねいいかわからない微妙なとこなんですよね)
Contents
大丈夫だったスリーパー
部屋温度11〜14度
ベルメゾンの商品です。
ディズニーの柄のものになります。
ピンクや紺など色々な柄があります。
この商品の絶対大丈夫なポイントはここです!
なんと表面はサラサラの布生地、肌面はモコモコの裏ボアフリースなのです。
だからこそアレルギーが起きにくい!
最高のスリーパーです。
デメリットもある
この商品のデメリットは袖が短いこと。
半袖なのです。
真冬の11度くらいの時は半袖のスリーパーは不安になってしまいます。
なので我が家がやったことは、少し面倒ですがアレルギーが起きない大丈夫な服(大人の冬用の表面がサラサラ布地で裏面が裏起毛など)の袖部分などを使って、このモコモコのスリーパーの袖に縫いたししました。
袖に大人のいらない服をつけたししました。
少し手間ですが、ダニやハウスダストアレルギーの子を守るにはこの努力が必要なのです。すっごく大変ですが…。
おすすめは購入時に大きめのサイズを買っておくことです。
そうすると半袖より少し長めのサイズとして着ることができます。
100サイズなら120や130サイズでも良いと思います。
そうすることで袖の付け足しはしなくて良いかもしれません。(でも気になる人は気になる長さ)
そして足元にぺっちんがないため、動き回った場合に上に捲れていって、足が寒い可能性があります。
我が家は足の股のところにぺっちんを手縫いでつけました。
ぺっちんは100均でも売っているので、それを足の間につけました。
部屋温度15〜16度くらい
こちらの商品は、フェルト生地のような感じで、毛がモコモコ、モサモサしていないサラサラなフリース生地です。
こちらのスリーパーは洗濯だけで着させてもくしゃみやアレルギーは起きません。
ベランダで振ったり、コロコロのテープで埃とりをする必要がありません。
室温15〜16度の時は絶対にこのスリーパーをオススメします。
本当にアレルギーが起きません。
サラサラとした表面のフリースだからです。
写真では袖が短いように見えますが、1・2・3歳は普通に長袖になります。
この写真の子は歳も大きな子である可能性があります。
実際にこのスリーパーは大きくなっても着られると紹介してありました。
1〜3歳の子が着るとちゃんと長袖です。
写真のように小さい子が着ると長袖です。
本当にこの商品には助けられました。アレルギーが出なくて感謝です。
グレーなスリーパー
アレルギーが起きる時もあります。
しかし着る前の一手間でアレルギーが起きないようにできたり、アレルギーが起きてもすぐに治るレベルにすることができるスリーパーです。
部屋温度11度〜13度
こちらの商品の良かった点は長袖であったこと。
そしてモコモコ具合がすごくて暖かいです。
こちらはトイザらス・ベビーザらスのショップで売っています。
上記の楽天市場のリンクもトイザらス・ベビーザらスのショップのものになります。
なぜこの商品がグレーゾーンかというと、このスリーパーの拡大写真をご覧ください。
見てください、すっっっっごく暖かそうでしょう?
すっっごく暖かいのです。
でもこの毛。ダニアレルギー・ハウスダストアレルギーからしたら恐怖の図。
ショップではもこもこフリースという表記になっております。
しかし着る前にベランダで振ったり、コロコロ(粘着カーペットクリーナー)をしたら大丈夫なことがほどんどでした。
なので手間ではありますが、毎夜着る前にベランダで振るか、コロコロのテープ(粘着カーペットクリーナー)で埃を取るかをしています。
このスヌーピーの着る毛布の毛は引っ張ってもあまり抜けないので埃は出にくいですが、絡まっている埃を取るともっと安心なのでコロコロのテープをすることをオススメします。
アレルギーが起こりやすいスリーパー
アレルギーが起こりやすいスリーパーの紹介です。
紹介する商品が悪いわけではありません。
アレルギーが起こりやすい注意すべき布地があってそれは
シャギーフリースというものになります。
下記で紹介するスリーパーはシャギーフリースです。
部屋温度13〜14度
部屋温度が13〜14度くらいの時はこれを着せていましたが、これは洗濯だけだと結構な高確率で朝にアレルギーのくしゃみと鼻水を出します。
ただ、着る前にベランダで振ったり、コロコロのテープ(粘着カーペットクリーナー)で埃とりをして着せると大丈夫な時や、ちょっとだけアレルギー反応が出てしまうけれどすぐ止まるレベルに抑えることができます。
こちらの商品も半袖丈になっています。
そして股のぺっちんがないため眠っている間にずり上がってきてしまう可能性があるため、これも股の間にぺっちんを縫うと安心です。
こちらの商品、ダニやハウスダストのアレルギーが結構起きやすいのですが、寝る前の一手間(振ったり、テープで埃とり)をするだけでアレルギーは軽減されます。
スリーパーの布地はこんな感じです。
シャギーフリースというものです。毛足が長く毛足が一本一本細いです。
上で紹介したスヌーピーのものより毛が細かいです。
しかし冬というのはどうしてもこのような生地になってきてしまうため、避けられないので着せる前の一手間が必ず必要になってくると思います。
まとめ
ダニアレルギー・ハウスダストアレルギーの子の冬のスリーパーの紹介でした。
ダニやハウスダストの子に適した冬の生地は
1位:フェルト生地・裏起毛(表面はサラサラ)
2位:フリース生地(毛足が少ない、ボアになっているもの)
3位:シャギーフリース(毛足細くたくさんある)
ですが、真冬だとフリース生地が必要になってきます。
フリースはフリースでも、大丈夫なモコモコのフリースと、避けた方がいいシャギーフリースとあります。
しかしシャギーフリースも暖かいし、真冬ではないのにモコモコのフリースでは暑い。そんな時にこのシャギーフリースも役にたつ…。難しいところです。
ユニクロのベビー・キッズのフリースのパジャマ。
もしわかる方はイメージしてもらうといいと思います。
あのパジャマのフリースだとアレルギーは起こらないです。
毛足がないからです。
モコモコボアフリースだとグレーゾーン、NGはシャギーフリースということを覚えておくと便利です。
色々なスリーパーがこの世の中たくさんあるので、この記事を参考に選んでみてくださいね。