こんにちは、直感を信じず、現実問題を優先したら失敗したニコママです。
今回は園選びについてのアドバイスをしたいと思います。
そして今回伝えたいことは
【直感は当たるから、直感でここと思ったら他の理由があってもそこを選んで欲しい】
ということです。
私の失敗談も載っているのでぜひ読んでみてください。
少しでも園選びの参考にしてください。
私の失敗話
①第一希望を選ばなかった理由
第一希望の園に見学へ行きました。
そこは幼稚園です。
元々そこの幼稚園は昔からあり、馴染みのある幼稚園。
そしてその幼稚園に入った子はいろんなことをさせてもらえる、年少でもう〇〇ができる!というような
いろんなことをさせてもらえる園です。
そして見学へ行きました。
園長先生も柔らかい感じの方。話やすく、「あ〜やっぱここだな」と。
でも次の園長先生の一言で揺らぐのです。
「幼稚園はお母さん方に手伝ってもらうことが多々あります」と。
ええ‥私、シングルで、無理じゃない?え…とそこで揺らいだ気持ちのまま帰宅。
それでも幼稚園がいいなという気持ち。
その数日後、第二希望の園の見学がありました。
②第二希望を選んだ理由
第二希望の園は月一回の子ども支援の遊び場が開放されていて
それに子どもとよく参加していました。
なので先生方とも少し顔見知りになっていました。
実際に見学し、思ったのは、建物が綺麗!給食は園内で手作り!
給食も美味しそう!(ごめん、幼稚園は給食センターで小学校みたいな給食で美味しそうと言うより健康そうな給食だった)
先生も優しい…はず。なのに、なんか違和感。園というか先生たち?に違和感。
なんだろ、笑っているのに何考えているかわからない顔の先生ばかり。
ちょっと先生たちに対して何かが怖いという感情。
でも保育園ではシングルや仕事の都合で役員なども断れるようで、必ず何かしないといけないことはなかったです。
そこがもう決め手でした。
シングルだし、何かしてと言われても私には無理だ、と。
この違和感は無視しました。
なんなら子どもの気持ちより私がいかにこの園で負担がないかを考えてしまいました。
この決断が間違っていました。
あの時に感じていた[でもなんかここじゃない]というソワソワはずっと続きました。
ここまでソワソワなら本当にもう間違った選択なのに、引き返せなくなっていました。
③第二希望で失敗して退園した
第二希望の保育園に入れた。
希望者は何人かいたけれど1人だけ通りました。
実際に入園説明会もあり、それにも行くがそこでもモヤモヤは続いたまま。
実際に入園し、保育園に通わせるが次々出てくる問題。
保育園行かないと大泣き問題
帰宅(16時半〜)後ずっと寝るまで癇癪問題
保育園で水分取らないご飯食べない問題
保育園行くたびに表情がなくなっていく問題
保育園の病気の菌が最強の強さでボスレベルの菌問題
これを1つ1つ説明するのは長くなるので端折ります。
これを読んでもらえただけでもわかると思いますが、子どもが結構メンタル的に負担が出ています。
病気の菌は特に親の私も巻き込まれ、病気が肺炎近くまでなったり、中耳炎に何度もなったり。
中耳炎って当たり前でしょ?って思いますよね。
これが違うのです。転園後は何度風邪引いても中耳炎にならなかったのです。不思議でしょう?
そして癇癪を毎日起こし、夜寝る直前まで癇癪。
癇癪のせいでうまく寝付けず寝ながらも泣く。
こんな毎日を過ごしていたら私の方もメンタルがやられました。
眠れないし、泣き声をずっと聞いてて頭がおかしくなりました。
2ヶ月経ってもこんな感じで、だんだん
「これ、おかしいのでは。園と子どもがあっていないとしか思えない」
もう目を背けられない状況に。
「辞める方向で進めよう。」と思ったらすぐに第一希望の園に電話。
その電話ですぐトントン拍子で転園が決定します。
電話では一度見学に行っていることで園長先生が私と子どものことを覚えており、事情を話し、空きがあれば転園したいことを話しました。
空きがあり、転園はOKであることを説明を受け、最短の日に入園で進めて欲しいと私が申し「本日保育園を辞めてきます!」と園長先生に伝えました。
あまりのトントンの速さに園長先生も「え!いいの?」という感じでした。
また後日入園の説明をするということで、まずは枠を確保していただきました。
保育園に辞めることを夜に園長先生にお話ししに行きました。
そこで聞いたお話しですが、元々1歳で入っていた子がそのまま2歳クラスとなっており、新しい子はうちの子だけだったこと。
先生が新人さんも入っており、うちの子は聞き分けが良くおとなしいため手がかからず放置していたこと。
先生が正直あまりみてあげれていなかったこと。
水分をとっていないこともここで知る。
先生は何人かいたのに、誰もうちの子のことを把握していない。
誰かがもう水分をとっていないことを言っているであろうという報連相のなさ。
もうなんか全部、全部がおかしい。
モヤモヤはこれか。私はもう最初から見抜いていたのかもしれない。
保育園と子どもが合わないことに気づいていたのかも。
帰宅後の癇癪の意味もここでわかり、私は自分の都合で第二希望に入れたことに後悔が押し寄せ、
ひどく落ち込み、泣きました。
帰宅後、子どもに「もう保育園行かなくていいからね、もう大丈夫だからね」と伝えると癇癪が止まりました。
そんなに行きたくなかったの?ごめんね。
園に行くときに何ヶ月経っても泣いてしまう子の中にはもしかしたら本当に行きたくない理由があるのかもしれない。
先生たちは保育園に行きたくなくて泣くのは良くある、仕方ないと言っていたけど、こういうこともあるのだ、と。
ちなみに…うちの子と同じ歳の子がもう2年以上その保育園に通っているのにいまだに毎日暴れて行きたくないと泣いています。(つまり、やっぱりそういうこと?(どういうこと?))
保育園を辞めたその日、本当に辞めてよかったのか?
幼稚園もうまく行かなかったらどうしたらいいの?と不安に押し寄せられしばらく落ち込んだ日々でした。
④第一希望に転園し正解だった
第一希望では持ち物とかも保育園に比べるととんでもなく大変でした。
名前を塗ったり、保育園の持ち物の用意より大変でした。
でも入園までも何回か幼稚園で園長先生と話しをすることがあったり、
実際の担任の先生と面談もありました。
その間に「絶対ここがあっている」と思った瞬間がありました。
それは入園までの説明を受けに行ったある日、男性の先生がいました。
私の子どもに「おいで」といい、
「かわいいなぁ〜」と子どもの手を握りながら笑いかけてくれました。
その時に、子どもが嬉しそうにニコッと笑い、フフと声を出しました。
その後男性の先生が「入園、待ってるからね」とニコッと笑い、その2人の空気感の良さに、
「あ、絶対ここに入るべきだった。私は間違っていた」と2度目の間違いを叩きつけられました。
入園後、うちの子の一番好きな先生がその先生になったのでした。
園長先生や担任の先生に保育園でのことを詳しく伝え、幼稚園でももしかしたら水も飲まない、ご飯食べない、すごく不安定な状態になる可能性も伝えました。
入園初日、もちろん泣きました。
保育園の記憶があるし余計にですよね。
別れ際は1週間は大泣きしました。
でも1週間で終わり、癇癪は幼稚園に入園後1度も起こさなかったのです。
癇癪がない…この幼稚園が本当に私の子に合っている!と
転園は間違っていなかった!と。
でも給食は1週間は食べなかったそうです。
想定内です。
でも幼稚園登園5日目で、同じ組の子達が給食を食べない私の子に
「〇〇ちゃん食べてない!」と言い始めたそうです。
それは悪い言い方ではなく、
「頑張れえ〜!頑張れ〜!」と食べていないことで応援しようとなったそうです。
その同じ組の子達が数人
「がんばれ!がんばれ!」と手拍子をし、応援すると、私の子も給食を食べ始めたそうです。
子どもの力ってすごいなと、先生から話を聞いたその時涙が出ました。
その次の日もまだ給食はすすまないようで、その時もまた「がんばれコール」が始まって、完食できたそうです。
その後は給食が安全なものとわかったのか食べるようになったそうで、嫌いなものは食べないけど、野菜もちゃんと食べて帰ってくるし給食を完食する日が増えました。
先生もとても喜んで、写真撮っちゃった!と私に嬉しそうに伝えてくれました。
あ〜本当にここに転園してよかった!と本気で思いました。
2歳クラスでもたくさんの子達と仲良しみたいで色々なお友達の名前を教えてくれました。
そのお友達も私の子のことをお家で話しているようで「〇〇(うちの子のあだ名)って呼んでるんですよ〜」とそのお友達のお家の方が教えてくれたりしました。
また幼稚園で正解だったのはいくつも理由があります。
それは先生がすっっっっっごく構ってくれること。保育園とは真逆でした。
そして保育園とは違い、幼稚園では小学校のように
1限目、2限目のように常に何かをしている時間があるそうです。
フリーの遊ぶ時間ももちろんありますが「次はこれしますよ〜」とみんなで何かをする時間が常にあり、
悲しんでいる気持ちも気がまぎれるそうです。
先生も私の子のことを良くみており「この子は何かをしていると気が紛れて泣き止む。何もしない時間の方が寂しさを感じてしまい泣いてしまう。」と早いうちに私の子の特性を理解していました。さすが先生…。
退園した保育園は基本フリー時間が多いようで、たまに何かをする程度だったそうです。
うちの子には常に何かをみんなでする、というやり方が合っていたのかもしれません。
※園長先生のいうとおり、親が何か係りをするのは絶対で私もシングルでちょっと病気も絡んで大変でしたが、係の仕事参加しました。何日か参加があり、ちょっとそこは大変でした。(これを避けるがために最初は保育園を選んだ…)
保育園の特性と幼稚園の特性
保育園と幼稚園とでは存在の意味が違います。
どうしても幼稚園では教育の場、という感じですが保育園は遊び場、に近いのではないでしょうか。
もちろん、4歳、5歳になってくると保育園でも何かを教えてもらったりすると思います。
幼稚園ではみんなで並ぶ、じっと座る、など集団行動での大切なことを2歳から習います。
幼稚園の集団行動が合わないという子もいます。
幼稚園が合わなくて保育園があっているという子どももいるでしょう。
ただ、自分の子がどの園に合っているのか?
自分の子の特性を親が知っているか?も結構大事なポイントだと思います。
うちの子はセンシティブな子です。担任の先生も私に「この子はセンシティブだから。あなたも(私のこと)もセンシティブだしね」と言われました。先生私のこともわかるなんてスゴォ。
それは担任の先生も園の中での様子をみてすぐに気づかれました。
もちろん親の私も気づいています。
HSC、かもしれません。
センシティブだからこそ、特に注意して気にしてあげることも必要になってきます。
まだ言葉でうまく伝えられないので疲れたも言えないでしょう。
色々な事に敏感な子には特に注意して、できるだけ心の負担がないようにしてあげたいところです。
なのに私は園で私がいかに負担がないかを優先してしまったわけです。
もう責めないで、誰も私を責めないで(誰も責めていないのに責められていると感じてしまう)
直感が正しかったのです。
ほら、付き合っていて「なんかこの人…」とどこか引っかかること、モヤモヤがあると
大体相手に何か(モラハラとかDVとかマザコンとか)あって、揉めたり別れたり離婚したり。
それと同じです。
(あれ?違う?)
※後、今回お話しした保育園が全てこうではありません。
もしかしたら担任の先生が違ってたらよかったのかもしれない。でも直感的にダメだったから担任の先生が違っててもダメだったかもしれません。
そして他の保育園でも同じ事になっていたかもしれません。
でも他の保育園だったらうまく行ってたかもしれません。
もうそれは分かりませんが、保育園も素晴らしい園はたくさんあるし、あまり良くない園(評判が良くない)があるのも事実。
入ってみないとわからない場合も多くあります。
小学校のように選んで入るわけじゃないからこそ、園選びは大変ですよね。