【血液検査は意味がない?】食物アレルギーは食べてみないとわからない!怖くてもアレルギーチェックするしかない事実

今日は食物アレルギーの実体験と、血液検査の意味のなさをお伝えしたいと思います。
血液検査の意味がないのは実際にお医者さんに聞いたのと、SNSでもお医者さんがそう言っている事です。

※今回のアレルギーの話はあくまで
【食物アレルギー】の話で、花粉やダニ、ハウスダストの血液検査や赤血球とか白血球などの血液検査とは話は別です。

離乳食が始まったり、初めての食べ物でアレルギーチェックを始めるママやパパにお伝えしたい記事となっています。

最近山田涼介さんがカニアレルギーを克服したとニュースでも話題になりました。
そのことでお医者さんたちが「あぶない」と公言していたのもすごく印象に残っています。

今回先生に実際にお話を聞いたことをお伝えします。

血液検査で判断できない

実は食物アレルギーとは血液検査は意味がありません。
これは結構言われていることですが、まだまだ知らない方が多いのも事実。
実は私も子どもを持ってから知ったことです。

私は実は小麦アレルギーと卵アレルギーがあります。
でもなぜそれをわかったのかというとそうめんを食べたことでわかりました。
突然のことでした。
その時血液検査をし、小麦に反応し、卵にも少しだけど陽性反応があると言われました。
その時はまだ子どもで血液検査でわかったことだと理解していました。

しかし子どもがアナフィラキシーを起こし救急車で運ばれ、先生と話をしてわかったことは
食物アレルギーは食べてみないとわからないということ。

血液検査をして、陽性だった食材を食べても何も起こらない人もいる。
陰性なのに食べてアレルギーが出る人もいる。
アレルギーの血液検査は当てにならないそう。

子どものアレルギーを知りたい親

アレルギーをあらかじめ知りたいと、血液検査を頼む親は少なくないそう。
実際にアレルギーチェックする前に血液検査をしておくと安心ですと書いてあるサイトも多いです。

でもそれは間違いです。
血液検査=絶対正解ではないのです。

実際は食べてみて体にどう反応が出るか、でアレルギーと判断することができるのです。

アレルギーチェックはドキドキです。
食べた時に時間を確認し、今何分経過…顔にも変化なし…とかずっと時間をみています。
30分経って何も起きなかったら、まずは安心
(1時間後に出ることもあるから安心は間違いですが)

うちの子は即(食べてから5〜10分後)アレルギー反応が出てアナフィラキシーを起こしたので、
30分経てばまずは安心という気持ちになってしまっています。
子どもがアナフィラキシーを起こしたことがあるので、アレルギーチェックが怖くて怖くて震えてしまいます。
アナフィラキシーを起こした時はもうほとんどの食物をクリアしていましたが、それでも新しいものを与えるときは怖いです。
心臓がドクドクうるさく、息もハーハー言いながら緊張した状態でやっていました。

うちの子はキウイでアナフィラキシーを起こしました。
そうすると【果物をあげるのが怖い】となってしまい、果物もキウイ、マンゴー、パイナップルとかあげるのが怖くなってしまいました。
バナナやりんご、みかん、ブドウ、梨、いちご、ももは今のところ大丈夫ですが、初めてあげる果物はドキドキしてしまいます。

体調次第でアレルギーがでる

私は数値上では卵アレルギーです。
多分反応は1くらいでした。
血液検査は0〜6までの数値で結果が出ます。

それでも卵は毎日食べても大丈夫です。
生卵も食べられます。

小麦も数値としては3です。
真ん中ですね。
それでもうどんやパン、食べられます。

子どもの時に急に蕁麻疹が身体中に大量に出たのも原因がわからないそう。
大人になり、ストレスがすごい時には小麦で蕁麻疹が出ることがあります。
体調次第で出たりするようです。

実際に先生も体調が良くない時にアレルギーが出る確率が高いとのことでした。

ですので、アレルギーを怖がって血液検査を予めしても意味はないということです。
私は身をもって経験しているので先生の話に頷きまくりました。

アレルギーがあるのに小麦が食べれるのはそういうことか〜!と。

血液検査で陽性=アレルギーではない

逆に陰性=絶対大丈夫、というわけでない
ということです。

実際にアレルギーチェックの前に不安だからと血液検査をし、
アレルギーの陽性を知ってしまうと、もうその陽性のものを子どもに絶対にあげませんよね?
陽性と知ってしまっているからあげませんよね。
でも実際に食べさせてみるとアレルギー反応は何も起こらないということも実際はあります。

逆に食べたことがあるものが陽性だったらどうでしょうか。
もう子どもにあげることができなくなりますよね。

アレルギー反応が出なかったのに、陽性だったことで
親は子どもに食べないようにしてしまうのです。

そのため、先生も血液検査は絶対におすすめしないのです。

私はアナフィラキシーを子どもが起こしたことでトラウマというか恐怖になってしまい、
怖い怖いと泣き、先生に血液検査して!と頼みました。
でも先生からの言葉は
「あなたのようなタイプの方は絶対に血液検査で陽性が出たものはあげないでしょう?逆にこれまで食べれてたものに反応が出たらもうそれもあげなくなる。食べれてたのに親の都合で食べれなくなる、子どもがかわいそう。だから血液検査はしません」と言われました。

ちょっときつい言い方にも聞こえますが、これを言われて「確かに、あげなくなると思う」と納得しました。

まとめ

食物アレルギーは、食べて反応が出ることによってアレルギーと言えるそう。
血液検査だけではアレルギーとは言えないそうです。

そのため、食べてみないとわからない。
親はすっごく怖いです。
病院があいている時間だとしても、子どもが口周りが腫れほっぺも腫れ、舌も腫れ、嘔吐しまくっていたら
本当に動揺します。

私は今でもその時の状況を思い出しては
「うわーーー!」と声を出してしまいます。

要するに本当に怖かったのです。
1人で対応して1人の決断で救急車を呼び、その間も嘔吐は続き、怖い怖い怖い怖い!!!!とガタガタ震え
呼吸も苦しくなりました。

血液検査で正しい数値が出てくれれば避けられるのに…。
悔しいですよね。

※上記にも書いておりますが大事なことなので2度言います。
今回のアレルギーの話は【食物アレルギー】の話です。
花粉やダニ、ハウスダストの血液検査や赤血球とか白血球などの血液検査とは話は別ですのでご注意ください。