こんにちは、ニコママです。
さて今回は
【どんな時に1人親でつらかったのか?】の【子どもの気持ち編】を書いていきます。
ニコママは親が離婚しており、そしてニコママも離婚しており、
【1人親である】親側の気持ち、子ども側の気持ちが両方わかります。
今回は、親が離婚し、1人親で何がつらかったのか。
当時ニコママが子どもの頃何がつらかったのかをお話ししていきます。
実体験です。片親で不安になっている方、離婚を考えているけれど片親で子どもが可哀想ではないかと思っている方、
子どもの存在で離婚を我慢している方、など離婚に関することで悩んでいる皆さまに読んでいただけたらいいなと思います。
Contents
つらかったこと4選
子どもがつらかったことは結局は親がつらそうなこと、父親がいなくて外で父親と子どもの親子を見かけた時くらいです。
それでも子どもは苦しく、悲しかった。
でもそれも時間が解決しました。何年かかかりましたが。今では自分にも子どもいるし、むしろそれどころじゃないよって感じです。
①親がつらそうにしていること
親も長年苦しんだことなので、すぐには元気にはなれないと思います。
それでも子どものためにと行動し、1人親でも頑張っていこうという母の気持ちは
今私にはとてもよくわかります。
母は別居した日、新しい家でストレスから吐いたりしていたそうです。
子どもたちには全く聞こえないように吐いていたそう。
子どもはよーーーーく見ています。
本当に見ています。
母親が辛そうにしていると、私もとてもつらかった。
母親の顔色を伺い、お母さん大丈夫?と何度も聞いたり、
お手伝いをたくさんしたり。
とにかくお母さんに笑ってほしかった。
お笑いのテレビや、面白いテレビを見て笑えるようになったのは別居から1年くらいだったでしょうか。
「お母さんがすっごく笑ってる、嬉しい」と思いました。
お母さんがご飯いっぱい食べてる、嬉しい。
お母さんが笑っている、嬉しい。
お母さんの機嫌がいい、嬉しい!
子どもは本当にお母さんが全てです。
だからこそ、私も今わかる。
私が楽しいと、私の子どもも嬉しいのだと。
だからお母さんたちは自分のことにも意識して笑っていられるように環境を整えたり好きなことをしたりしてほしい。
②父親のことを聞かれた時
会社に勤めていると、部長とかお偉いさんに
「お父さんはいくつなの?」とか
お父さんのことを聞かれる時がありました。
兄も会社で父親がいないこと、固定電話がなかったこと(家を出たので携帯しかなかった)で
会社から何を言われたかはわかりませんが、そういう父絡みの質問をいくつかされたそうです。
母は申し訳ないという気持ちでいたそうです。
子どもたちに嫌な思いをさせてしまったと思ったそうです。
まぁ聞かれて楽しいことではないし、嬉しいことではないです。
答えた時の「あ、、、聞いてごめんね」の返答や空気も正直嫌です。
ごめんねと言ってこないでって思います。
父親という言葉が出るだけで、父親のことを思い出すのはもう仕方がないことです。
③父親のことでずっと悩む日々
私はもともと父親と関わってこなかったので、父親とどこかへ出かけた記憶は片手で数えるくらいしかありません。
それも出かけて父親のせいで楽しくなかった記憶だけが残っています。
それでも、外で知らない子が、親子で一緒にいる姿を見るとどこか切なさはありました。
お父さんて、どんなんだろう。
お父さんが自分を好きってどんな感じなの?
一緒に遊んでくれたりするの?
もしお父さんが私のことを好きだったら私はこんなに傷ついていないのに
とかお父さんのことでずっと悩んでいた時期がありました。
それこそ、こじらせました。すごく。
お父さんという「父親」という立場の人にやたら甘えるようになりました。
同じクラスの男の子に興味がなかった。
大人の「父親」という立場の人にとにかく褒められたかった。
独身の大人にも興味はなく、結婚してても子どもがいない人にも興味がなかった。
子どもがいる「父親」限定で甘えるようになった。
若い人からおじさんまで年齢は関係なかった。
※この甘えるというのは決して不倫とかそういうのではありません。学生(中学高校)の話です。
褒められること(学校のお手伝いとか授業頑張るとか委員会するとか教室掃除するとか)をたくさんして、
その「父親」である大人の人に褒めて欲しかった。
今考えるとちょっと怖いことをしていました。
でも当時の私は父親の愛情にすごく飢えていて、父親をすごく欲していたのだなと思うのです。
と、こういう感じで父親のことで私自身が拗らせたことはありますし、
悲しいことに元旦那は私の父親そっくりです。顔じゃなくて性格とか話し方とかそっくりすぎるくらいです。
ここでも父親を愛情を欲するの出ちゃったんか〜。と。
そりゃ父親と同じような人と結婚したらダメだったな〜と。
その義母や義実家もすっごくひどい人たちだったので、【親にしてこの子あり】なんだと。
こんなに面白いくらい言葉が合うものなのかと思いました。
父親によって、かなり拗らせてしまったことも当時つらかったことです。
私の場合はこんな感じですが、よくある子どもの悲しみは
【外出先や学校、テレビなどで父親という立場の人を見た時】です。
「どうして自分にはお父さんがいないのか?」
「どうして毎日お父さんに会えないのか?」
「お父さんが欲しい」
子どもはこう思います。
子どもによっては「別にお父さんいなくていい〜」と本当に思っている子もいるし、
普段全然思ってないのに落ち込む日なんかは「お父さん欲しい」とか思ったり。
なんにしてもお父さんというものを見た時に、心が揺れ動くのはもう仕方がないことですが、
子どもなりにつらかったことです。
④離婚の原因は私だったのか?と悩んだこと
離婚になったのは私が原因なのではないか、と思うことがありました。
父親が不倫をし、それを知った時に
無知で無垢だった私は
「お父さん、お母さんに謝ってよ!お母さんを悲しませないで!」と不倫がよくわからず言った事があります。
「お前に関係ないだろ」と言われました。
そりゃそうかもしれないけど、関係なくはないでしょう。
大人になり不倫の意味がわかった時【きっもちわる!最低!父親がそんな人だなんて!】
という感情しかありませんでした。
そんなことが離婚の原因になるか?と思うと思います。
でも親が私たちのことで言い争っていたり、私が余計なことを言ったから?と子どもは思ってしまいます。
たったそれだけのことでも子どもは自分のせいかと思うのです。
うちの母は別居からの離婚でしたので、別居中も離婚の裁判です。長期です。
母も別居してもつらそうで、イライラするたびに
「あなたは父親に本当似ている!そういう所が!」
と何度か言われることがありました。
顔は母親似なんですが、のんびり屋さんというかそういうところが父親に重なるようで腹が立っていたのかなと思います。
そういうこともあり、当時は私はいないほうがいいのかなとか、私のせいで?とか1人で悩み、苦しくつらかったです。
まとめ
上記にも書いたように、子どもがひとり親で苦しかったことは
父親絡み、親がつらそうにしていることでした。
他の子だと、もしかしたら生活水準が下がったとかあるかもしれません。
でも子どもだったので私はそこはあまり気にしていなかったです。
物欲もなく、よくある
「みんな持っているから欲しい!」と言わない子でした。
小学校で流行っていたキャラクターの大きな筆箱なども
みんなが使っているのに私は100均のシンプルな筒の筆箱を使っていました。
それはイヤイヤ使っていたわけではなく、本当にそれが良かったから。
でも高校生になって、ちょっとストレス発散なのか、
必要ないものをお小遣いで買って、部屋をいらないものまみれにしていました。
安いペンを何本も買ったり、メモ帳や消しゴムをたくさん買ったり。
そういう安いものを何個も買って、これどうするの?ってなっていました。
もしかしたらですが、子どもなりに
「これが買って欲しい」を言えなかったのかもしれません。
今回子どもの気持ちを書きましたが
私の実体験であり、他の子どももみんなそう、というわけではないです。
・これ買ってを言えなくなった
・習い事させてもらえなかった
・帰っても1人だった
・親が帰ってくるのが遅かった
・親が遅くに帰ってくるから1人でご飯を食べていた
・友達の家に行ったら虚しくなった
など色々あります。
ただ、悲しいという感情になるきっかけは、どの子も共通して1人親だから起こることなのかなと思います。